広島であるということもあり、広島自転車競技連盟に推薦をお願いして
出させていただいた今回のレース。
全日本の出場は今回で3回目で練習、体調ともに一番準備できて臨めたはずだった。
だけど結果はDNF。
レースの展開は1人逃げができるまでは下り、平坦ゆっくり登りだけ少し速いという流れだった。
記憶では3周くらいまでそんな感じで、登りは少しキツいけどこれくらいなら全然大丈夫だなと思っていた。
ただ、その中でも下りで車間を空けてしまったりカーブの立ち上がりで遅れてしまったりして
そうすることでできてしまったギャップを埋めるのに無駄な力を使ってしまった箇所がかなりあった。
序盤の元気なうちはそれが誤魔化せるけど、レースが本格的に動き出す(今回は10周目?)時に
踏めなくなってしまっている原因の一つになっていると思う。
逃げができてからは主力チームが前でコントロールしてほぼサイクリングになり
下り、登りともにゆっくり。
これも今思えばだけど、この時にしっかりと補給(特にエネルギー関連)を摂っておかないといけなかった。
消費カロリーが3,000kcal超えたレースだけど摂っているのが400kcalくらいなので流石に少なすぎる。
摂り過ぎると動けなくなるような思い込みを持っていたのと
そもそも高強度で長時間走るような経験が練習・レース共に足りていない。
サイクリングが終わり、10周目の三段坂で思っていた通りにペースが上がり
ペースアップについていけずそこで実質的にレース終了。
千切れた後に7人くらいの集団ができてローテーションをしていたけど
そこからも千切れてしまいそのあとは1周くらい1人で走って足切り。
レースが本格的に始まってからすぐに千切れてしまったので
レースに参加したとは言えないような結果になってしまった。

特に今回は自分の中で最低でも完走はできると思っていただけに
正直この結果はかなり凹む。
自分の中で今のところレースに参加できなかった原因は次の3つ。
・下りやコーナーの立ち上がりが下手なことで無駄な力を使っている
・補給の方法(量やタイミング)の経験がない
・短時間高強度が弱い
次に全日本に出るかどうかはわからないけど前の2つは
ツールド・おきなわにつながるところでもあるので克服したい。
最後の短時間高強度が弱いのは今年はほぼ1人で走っていて
無理矢理にでも追い込むことができていないんじゃないかと思う。
来年は自分のチームを作ってJBCFに出るので練習会やレースに出てこの点も克服したい。
また、今回優勝した草場選手の使っていたホイール(C24のアルミクリンチャー)を聞いて機材は
関係ないとまでは言わないけど最後は乗っている人の力が最も大事だと
再確認したので新しい機材をどうしようとか考えるより先にしないといけないことがあるな。